予備試験受験生ならFP2級の取得がおすすめ!ファイナンスリテラシーは絶対に役立つ!

以前の記事で行政書士とのダブル合格のススメ(?)みたいなことを書きました。今回はFP(ファイナンシャルプランナー)です。

ファイナンシャルプランナーの魅力は何と言っても、お金の関する資格である点です。

日本経済はもちろんのこと、毎日の生活でお金に関する事柄はたくさんあります。こんな点もお勧めポイントです。

予備試験受験生なら短期間でFPの合格を目指せるはず

ファイナンシャルプランナーは3級・2級・1級とあり、2級までは合格がしやすく、特に3級は1週間もあれば合格できると思います。ファイナンシャルプランナー資格の種類は国家資格の3級・2級・1級のほか、民間資格のAFPや国際ライセンスCFPも

1級の合格には実務経験など、受験資格が必要になることもあり、その点からは2級の合格がお勧めです。負担も少ないですし。

まぁ司法試験に合格しないで何を言っているんだ?とお叱りを受けそうな感じですが、合格しておくと何かと便利な資格だと思います。特にFPは。

実はFP2級に合格しちゃいました。

https://xn--zck4axc0779atii.jp/fp2-goukaku-hantei/

合格を目指す

実際に受験勉強をして分かったことは、やはり「実生活に役立つな」という率直な感想です。個人的には近い将来、預金封鎖とかハイパーインフレとか起こりそうな気がします。政府債務が巨額ですからね。

そんなリスクに立ち向かうならファイナンスリテラシーは必須です。3級や2級なら合格は難しくありません。コスパの面でも一押しの資格です。

学習期間ですが、司法試験・予備試験受験生の方なら、3級は1週間、2級は2~3週間といったところでしょうか。これは3級と2級に合格した私の経験も踏まえています。

予備試験の勉強の息抜きに旅行でも?(そんな受験生の方は少ないと思いますが)、旅行をするぐらいならFP資格の取得がおすすめです。

そもそも民事事件ではお金が絡むことが多いし、またFPはその名の通り、お金の専門家です。とても親和性がありますよ。司法試験・予備試験の合格後、弁護士として活躍を目指す受験生の方には絶対おすすめの資格だと思います。

予備試験受験生のためのFP試験ガイド(試験科目とか合格率など)

おすすめなのはFP3級・2級

FP試験の種類にはFP3級・2級・1級にAFP、CFPなどがあり、FP3級が一番易しく、すこしづつ難易度が上がっていきます。

[bubble speaker=”ガイド” imgurl=”https://minna.tokyo/wp-content/uploads/2021/03/shiken-guide-woman.png” type=””]FP3級の正確な名称は「ファイナンシャル・プランニング技能士3級(国家資格)」です[/bubble]

予備試験受験生の方ならば、やはりFP2級がおすすめ。日商簿記2級のような感じで、履歴書にも書けるし、それでいて難易度もそう高くない。

なお、FP2級ですが受験資格があり、FP3級の合格者かAFP認定研修の修了、などが必要です。

[timeline title=”私の場合”]
[ti label=”1月” title=”3級合格”]3級は受験資格なし!1週間ぐらいの勉強で合格。[/ti]
[ti label=”5月” title=”2級合格”]2週間ぐらいの勉強で合格。[/ti]
[/timeline]

試験科目は?

試験科目は3級・2級とも共通で、学科試験と実技試験の2つがあり、両方合格して見事2級の資格取得となります。

なお、出題分野は次の6つです(学科・実技ともに)

「ライフプランニングと資金計画」
「リスク管理」
「金融資産運用」
「タックスプランニング」
「不動産」
「相続・事業承継」

予備試験受験生ならば、相続とか簡単すぎるレベルだし、社会人の方なら所得税などのタックスプランニング、また不動産も決して難しくありません。

となると、残りは「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」の3つを攻略すればいいことになります。

合格ラインは60%とかなり甘い

学科試験、実技試験ともに合格ラインは60%とかなり甘いです。実際に受験した感覚では、40%も間違えることができるので、「通信講座を消化すれば、まず落ちることはない」と試験前から合格を確信していました。

前後しますが、学科試験はマークシート、実技試験は筆記(一部、計算問題も)の形式で解答します。

試験は年3回

試験は年3回です(1月・5月・9月)。つまり手軽に受験することができます。予備試験のスケジュールを考えると、1月の受験がおすすめでしょうか。

このほか合格率(まず落ちることはないと思いますが)とか試験の詳細については、試験を実施する日本FP協会の公式ホームページでご確認ください。

https://www.jafp.or.jp/exam/

なお、FP試験は2つの団体が実施します。日本FP協会金融財政事情研究会(きんざい)です。

学科試験は2団体で共通、実技試験は日本FP協会ときんざいに分かれます。実技試験の難易度は日本FP協会のほうが少し易しいと思います。

銀行員ならば、きんざいの受験がメインですが、予備試験受験生なら迷わず日本FP協会をおすすめします(合格の効力は同じなので)。

実際に取得して使い道は?

これを言っては身も蓋もありませんが、「保険の窓口」とか代理店勤務とか、独立系ファイナンシャルプランナーを目指すならともかく、予備試験受験生が2級あたりを取得しても話のネタぐらいしかなりません。

それではなぜ取得を目指すのか?以前に弁護士のホームページをネットサーフィンしていた時に、数人の弁護士先生がFP2級を持っていたんですね。そうか顧客へのアピールになるな、と思いました。

そもそもFP2級レベルだと、毎朝新聞読んで予備試験の合格を目指す方ならば、常識にも近い問題が出題されます。そんな意味のない(言い過ぎか)資格をなぜ取得するのか?これは将来のアピールに使えるかもしれない、という考えです。

もちろんFP2級では保険や税、不動産などの分野を学習しますから、投資を始めようする方には役に立つと思います。

結論としては、合格は難しくないから、「今のうちに取得しておくのが、おすすめ」そんな感じです。

効率よく合格を目指すなら通信講座!

FP2級の合格を目指すならば、市販のテキストと過去問題集で十分です。もっとも通信講座ならば、テキストから試験に出そうなところを講師の方が説明します。

なので、説明された重要箇所を中心に繰り返し、あとは過去問題集を回す。費用は掛かりますが、学習時間が短縮されると思います。

もし、費用が心配ならば、最近ではネット環境をフル活用した「費用の安い通信講座」も多数あります。

https://kouza.tokyo/fp2/

3級受験が免除されるAFP認定研修が組み込まれた2級通信講座も

また私のように3級合格→2級合格を目指す方法もありますが、時間を短縮したい受験生の方には、AFP認定研修が組み込まれた2級通信講座がLEC東京リーガルマインドFP講座(「3・2級FP・AFP対策パック」)で用意されています。

そして認定研修を修了すれば3級受験が免除され、一発で2級の合格が目指せます。

LECファイナンシャルプランナー講座はこちら↓

【ガイダンス動画】『LECファイナンシャルプランナー講座「FPになろう!~今、FP資格が熱い!」』
https://www.youtube.com/watch?v=_kapx-eIZys

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